銀輪の風：世界の、シクロ・リポート：BS-TBS毎週月曜23:30〜24:00放送

大学日本一への執念 インターカレッジ2012

大学最高峰の戦い、全日本大学対抗選手権、通称インカレが8月30日から４日間の日程で行われた。舞台は、初開催となる鹿児島県。ホームで迎え撃つのは悲願の男女総合優勝を狙う鹿屋体育大学。昨年総合２位に入り、日本一を射程距離に捉えた創部18年目の実力校が、地元の声援を背負い負けられない戦いに挑んだ。対するは、この大会30連覇のかかった伝統校日本大学が、その行く手を阻む。「なにくそ精神」をモットーとして伝統の力を受け継いできた精鋭軍団が、全国の実力者たちの挑戦を受けて立つ。南国鹿児島の過酷な暑さのなか、４日間の戦いを制し、大学日本一に輝いたのはどこの大学か。大会の模様をドキュメントする。

伊豆を巡る75キロ旅気分　第５回伊豆半島横断サイクリング

古くから観光地として名高い「伊豆」。大自然や温泉、グルメが訪れる人を迎えてくれる。しかし伊豆の売りはそれでけではない。伊豆市は一致団結して「自転車の町」として数々の自転車イベントを開催している。今年で５回目の開催となった「伊豆半島横断サイクリング」もその一つだ。伊豆の良さを満喫できるという事で、このイベントを毎年心待ちにしている人も多いという。今週は「伊豆半島横断サイクリング」を通して、自転車イベントを支える人々の取り組みをお伝えする。

2012マウンテンバイク世界選手権 PART１

年に一度の世界一決定戦、2012マウンテンバイク世界選手権が今年はオーストリアを舞台に開催された。その模様を2回に分けて紹介していく。パート1は男子ダウンヒルを中心に、4クロス、クロスカントリーエリミネーターをダイジェストで紹介。昨年、ダウンヒルで弱冠19歳で世界一に輝いた、イギリスの新鋭ダニー・ハートが怪我で戦列を離れるなか、虎視眈々と王座を狙う猛者たちが、世界最速の称号をかけてスピードの限界に挑んだ。今年世界一に輝いたのは…。

2012マウンテンバイク世界選手権 PART２

４年に一度のオリンピックの激戦を終えたライダーたちが今度はアルカンシェルをかけて激突。クロスカントリー世界選手権が９月初旬、オーストリアを舞台に行なわれた。昨年の世界王者でありロンドンオリンピックの金メダリスト、チェコのヤラスロフ・クルハヴィが圧倒的な存在感を示す中、赤い精鋭軍団スイスのエース、ニノ・シュルターが王座奪取を狙った。およそ１時間半の息詰まる攻防。その模様を、プロライダー山本和弘選手の解説とともに振り返る。

2012世界自転車選手権ロード

栄光のジャージ、アルカンシェルをかけた頂上決戦、ロード世界選手権が今年はオランダ南東部の街リンベルフで開催された。年に一度の世界一決定戦。最終日のエリート男子ロードレースには、世界各地から総勢207名のトップレーサーが集結。そうした中、日本からは史上最多となる６名の選手が出場し、これにまでにない万全の体制で世界挑戦を迎えた。対するは、昨年の優勝者マーク・カベンディッシュを擁するイギリスやスペイン、イタリア、ベルギーなどの強豪国。所属チームから離れ、母国の威信をかけて戦う選手たちの意地と意地の戦い。果たして、今年世界の頂点に立ったのは誰なのか。そのレースの模様を紹介する。