銀輪の風：世界の、シクロ・リポート：BS-TBS毎週月曜23:30〜24:00放送

世界への道標を　ジュニアトラック選手たち、挑む

ロンドンオリンピックでは地元イギリスチームがその強さを見せつけた。この結果は、ジュニア世代から競技に打ち込める環境づくりがもたらしたものといえる。日本も選手層拡大、強化のための施策を打たなければならない。そこで今年から、これまで全アマトラックと並行で行っていた、ジュニアオリンピックカップを単独開催し、強化選手の選考を兼ねた。強豪国に対して日本に必要とされるものは何か…。ジュニア、その下の世代のトレーニングシステムの構築に力を注ぐスタッフたち、そして、これから世界へ羽ばたこうとしている選手たちを追った。

ガールズサマーキャンプ　次世代のスピードスターを探せ！

48年ぶりに復活した女子選手による競輪「ガールズケイリン」。開幕戦には多くのメディアがつめかけ、売り上げも当初の目標を大きく上回る結果となった。女子競輪復活でまず第一に必要とされたのは選手たち。そのため、開幕２年前から人材発掘のための「ガールズサマーキャンプ」が行われていた。今回３回目となるこの合宿、今年も全国から有志が集まった。下は13歳から上は30歳、自転車未経験者から今年競輪学校受験予定のもの、そしてオリンピックを目指すものまで様々。参加者達はガールズケイリンに何を夢見ているのか。

栄光への再スタート　2012全日本選手権トラック

世界という壁の厚さを、オリンピックという頂の高さを、嫌と言うほど思い知らされた2012年ロンドンオリンピック。その閉幕から10日あまり、日本トラックナショナルチーム“松本ジャパン”が、４年後のリベンジを期し、早くも再スタートを切った。８月25･26日の２日間、伊豆ベロドロームで行われた2012全日本自転車選手権トラック。次期ナショナルチームのメンバー選考、そしてこの10月から始まるW杯の代表選考を兼ねたこの大会に、日本全国からエリート･ジュニア併せて72名の精鋭が集まった。それぞれの夢と思いをかけた2日間の戦いを追う。

トップレーサー達の夏 GPウエストフランス・プルエー2012

日本のトップレーサー新城幸也、宮澤崇史が出場したUCIワールドツアーレース“GPウエストフランス・プルエー”。フランス ブルターニュ地方で開催された歴史あるこの大会には世界のトップチームが参加、およそ８万人の観客が見守る中、激しい戦いを繰り広げられた。今シーズンの新城・宮澤選手の活躍、そしてプライベートの模様を交え振り返る。