銀輪の風：世界の、シクロ・リポート：BS-TBS毎週月曜23:30〜24:00放送

それぞれの歩み　日本競輪学校女子１回生

入学から５ヶ月。日本競輪学校女子１回生は夏を経て逞しく成長を続けている。訓練生活は早くも折り返し。いよいよレース形式の訓練も始まった。当初から育成面で最大の課題になっている生徒たちの実力差の克服。重点的に行われてきた基礎強化の成果はあらわれてきたのだろうか。誰もが新生女子ケイリン成功へのキーパーソンである女子１回生。その中から、自転車競技未経験から出発した「適正組」の生徒たちと、ナショナルチームのトレーニングと学校生活を両立させながら活躍のフィールドを広げている生徒たちの姿を中心に、それぞれの今を伝える。

世界と真っ向勝負 2011ジャパンカップロードレース

20年もの歴史あるアジア最高峰のワンデーレース「ジャパンカップサイクルロードレース」。国内外トップの選手達が宇都宮に勢揃いした。注目のUCIプロチームはリクイガス、ランプレISD、サクソバンクサンガード、アスタナ。そして、ジャパンナショナルチームは今年海外でも活躍を見せた宮澤・土井・新城。豪華布陣で戦いに挑んだ。例年にない、めまぐるしいレース展開に観客の心を熱くさせた今年のジャパンカップ。その模様を前日に行なわれたクリテリウムとともに、お送りする。

サイクルエンターテインメント　トラックパーティー

日本初上陸！自転車エンターテインメント「トラックパーティー」。待ちに待った屋内板張り250mトラックが静岡県伊豆市に誕生し、そのお披露目を兼ねたビッグイベントが10月29日に開催された。屋内トラック競技場という異空間で、食事や音楽を楽しみながら、世界トップレベルの選手たちが繰り広げる真剣勝負を間近で観戦。それはスポーツとエンターテインメントを融合した日本初のイベントだ。しかし、自転車競技の本場ヨーロッパでは、それ自体が自転車競技の1つとして広く認知され、その起源はなんと100年以上も溯る。さてトラック競技場で行われる自転車エンターテインメント「トラックパーティー」とはどのようなものなのか。また、その舞台となる屋内板張り250ｍトラックが日本に初めて造られた意義とは。そこには、これまで低迷を続けてきた日本自転車界が目論む、世界挑戦の野望が見えてくる。

2011世界室内自転車競技選手権・鹿児島

サイクルサッカーとサイクルフィギュア、室内自転車競技の世界チャンピオンを決める、世界室内自転車競技選手権が11月上旬、鹿児島市で開かれました。日本ではまだあまり知られていない競技ですが、最強国ドイツをはじめ、本場ヨーロッパでは熱狂的なファンを持ち根強い人気を誇ります。世界14の国と地域から選手達が集った今大会、激しい競走の末、代表の座を勝ち取った強豪国の選手たちからはこの一戦にかける凄まじいまでの気迫が伝わってきました。そして競技の発展に思いを込める日本勢は、７選手が自国、日本の監修が見守る大舞台に立ちました。世界チャンピオンの行方、日本の挑戦。世界の技と情熱が日本の鹿児島に集った３日間を振り返ります。