銀輪の風：世界の、シクロ・リポート：BS-TBS毎週月曜23:30〜24:00放送

銀メダルでも燃え尽きず 田畑真紀 新たな世界へ

今年２月のバンクーバー五輪スピードスケート団体追い抜きで、日本の女子スピードスケート史上初の銀メダリストとなった田畑真紀。彼女はその後自転車でのロンドン五輪挑戦を宣言し、今その新たな目標に向けたトレーニングに明け暮れている。オリンピック出場のためのポイントがかかる今シーズンのW杯開幕まであとひと月。彼女のトレーニング生活を追いながら35歳にして新たな世界への挑戦を決めた女性アスリートの素顔に迫る。

鼎談 日本ロードレース界新時代の幕開け

これまでグランツールでの完走が日本人ロード選手の夢だった。それが今、新城幸也・別府史之など世界と対等に戦える選手達の出現により、日本ロードレース界はさらなる高みへ挑戦する時期に来ている。今後、具体的にどのようなトレーニングや実戦を重ねれば、世界の名だたるレースで勝つことができるのか？日本そして世界のロードレースを見てきた３人のゲスト、フォトグラファー・砂田弓弦氏、生理学的アプローチによる選手強化の専門家・柿木克之氏、宇都宮ブリッツェン監督・栗村修氏をスタジオに招き、それぞれの立場・視点から日本のロードレース界の未来について語り合った。日本ロードレース界の新時代とは？

老舗自転車店の輪　 〜鳴木屋輪店に集う者たち〜

大正時代創業の鳴木屋輪店。80年以上も変わらず東京で営業を続けている。自転車ブームでお洒落なショップが増える中、今もなお地域に根ざした形で自転車店を経営をしている。そんな店主の経営理念と自転車への思いに共感しお店に集う者達がいる。今回はその中でもエコ活動のNPOを運営する青年たちと、ロングテールバイクという荷物を積める自転車にギターを載せ、日本一周のライブ活動をしているミュージシャンに焦点を当てる。彼らの活動の核となる自転車。その自転車と彼らを公私ともに支える鳴木屋輪店。スポーツや道具としての自転車ではない、自転車が繋ぐ友情の輪を紹介する。

夢を追い続けて　競輪選手　村上博幸

偉大な兄・義弘の背中を追い、競輪選手の道を歩んでおよそ10年。今年３月の日本選手権競輪を制し、兄と肩を並べることとなった村上博幸31歳。これまで周囲からは「村上義弘の弟」として見られ続けてきたなか、その呪縛を取り払うかのように、昨年後半から彼の快進撃が始まった。その勢いは加速し、2010年、G１レースで２勝を果たし、「村上博幸」は競輪会を代表するトップレーサーの一人として輝きはじめた。自身の立場がめまぐるしく変化するなか、兄に対する想い、追い続けてきた夢に変化は生まれているのだろうか。そして12月30日、偉大な兄と連携することとなった「KEIRINグランプリ」。想い描き続けてきた夢が叶おうとしている今、村上博幸の決戦に懸ける想いに迫った。

―シクロチャンネル動画配信
【前編】（https://www.cycloch.net/main.html#/movie/view/5431）
【後編】（https://www.cycloch.net/main.html#/movie/view/5432）