銀輪の風：世界の、シクロ・リポート：BS-TBS毎週月曜23:30〜24:00放送

2010世界自転車選手権ロード　Ｐａｒｔ １

オーストラリアで開催された世界自転車選手権ロード。173名が参加したエリート男子は、メルボルン市内をスタートし、港町ジーロングの周回コースで争われた。大本命ベルギーのフィリップジルベールに、イタリア・スペインはチーム力で対抗。地元オーストラリアからは、昨年度覇者カデル・エヴァンスが観客の期待に応え、激しい走りを見せた。そして日本からは、海外チームで活躍する新城・別府・土井の３名が参戦。世界の強豪を相手に互角に渡り合った。栄光のアルカンシェルを巡るエリート男子の熱戦をお送りする。

2010世界自転車選手権ロード Ｐａｒｔ ２

オーストラリアの港町ジーロングで開催された世界自転車選手権ロード。熱戦が繰り広げられたエリート男子と共に、エリート女子、アンダー23男子のレースが行われた。ロードレース界の未来を背負う選手達がしのぎを削るアンダー23男子。注目は、トラック世界選手権個人追抜２連覇のタイラー・フィニー（アメリカ）。一方エリート女子の優勝候補はシクロクロス、ポイントレース、そしてロードレースの３種目で世界一に輝いたマリアンヌ・フォス（オランダ）。彼らはさらなる誉れを手にするため、世界の強豪相手に戦いを挑む。2010ロードレース頂上決戦。Part ２ではエリート女子、アンダー23男子の戦いを振り返る。

求めるものはひとつ 坂本英一・将太郎

バンクの戦いにすべてをかける父親。競輪選手、坂本英一。その父親の背中を見て育った高校生がいた。作新学院高校3年生、自転車競技部の将太郎は、幼い頃から夢見ていた競輪選手への道を目指そうとしている。そして高校生活最後の大舞台、千葉国体トラック競技でスプリント優勝に挑む。そんな息子・将太郎を暖かく見守る父・英一。果たして、将太郎は優勝できるのか。常に勝利を目指し情熱を持ち続けるアスリートの厳しさ、またトラックレーサーとして先輩であり父親でもある英一と、息子・将太郎の親子の絆を追った。

2010全日本選手権トラック

10月中旬宮城県でトラック競技の日本チャンピオンを決める「全日本選手権トラック」が開催された。日本のトップトラックアスリートが集う今大会、出場選手たちは全日本チャンピオンを巡る戦いの先に世界を見据えている。本格的なオリンピックシーズンの始まりとなる2010-2011シーズンのUCIトラックワールドカップ開幕までおよそ2か月、全日本トラックで結果を出すことは選手たちにとって存在感をアピールする大きなチャンス。番組では北津留翼や雨谷一樹ら注目の選手たちが次々と自転車競技の表舞台に復帰してきた男子短距離と、オリンピック種目拡大やスピードスケート田畑真紀の参戦などで例年以上の激戦となりそうな女子の戦いを中心に大会の模様を伝える。

技が創るあらたな風　サイクルモード2010

最新の自転車や自転車関連の情報が集合するサイクルモード。多くの入場者の目が、海外メーカーの新製品に注がれていた。しかし、日本のメーカーも独自の視点から自転車を発表し、あらたな風を吹き込もうとしている。今回サイクルモードに出展する本場イタリアのブランドをはじめ、日本を代表する自転車総合メーカーのブリヂストンサイクルの「アンカー」、そして独自の美学でクロモリフレームの自転車を作り続ける今野製作所の「ケルビム」に焦点を当てて取材。よりよい自転車作りにかけるビルダー達の思いを通じてサイクルモードを紹介する。