銀輪の風：世界の、シクロ・リポート：BS-TBS毎週月曜23:30〜24:00放送

あの頂へ、もう一度　競輪選手 太田真一

かつて先行逃げきりを武器にデビューからわずか４年で競輪界の頂点へと駆け上がった太田真一。しかし度重なる負傷が順風満帆だった彼の選手生活に陰を落とし、その後、長きに亘る低迷期を向かえる事となってしまった。頂点からの転落。それでも太田は諦めなかった。彼はそれまでの戦法をきっぱりと捨て去り、今も新たな道を模索し続けている。再び頂点に立つため挑戦し続ける競輪選手太田真一の姿を追った。

【トピックス】
「2011全日本選手権タイムトライアル」
6月12日、秋田県大潟村で行われた第15回全日本タイムトライアルロードレース。注目は、今大会が久々の凱旋レースとなる別府史之。果たして世界トップレベルの実力を見せつけ、2006年以来２度目のチャンピオンに輝くことはできるのか、迎え撃つは、昨年コースレコードをたたき出して優勝した福島晋一、そして2009年のチャンピオン盛一大。ライバルたちとの力勝負を制し純白のチャンピオンジャージに袖を通すのは誰なのか。レースの模様をリポートする。

「作家 高千穂遙　新作競輪小説『グランプリ』」
競輪の頂上決戦「KEIRINグランプリ」　その熱き男たちの戦いを描いた小説が出版された。タイトルは「グランプリ」。作者は高千穂遙氏。ＳＦ作家、自転車愛好家として、知られている著者だが、自転車との出会いは生活習慣病の治療の為であった。50歳にしてロードバイクを知り、ダイエットにも成功。特に、山を登る事に夢中になり、自らの体験を元にヒルクライムの小説を執筆するまでになった。そして、さらなる自転車小説追い求め、長期に渡る取材を経て、競輪の世界を小説に描きあげた。そこで、今作の思いを語って頂いた。

【Memories】
番組本編中の印象深いシーンを振り返る。