銀輪の風：世界の、シクロ・リポート：BS-TBS毎週月曜23:30〜24:00放送

勝利が生んだもの　競輪選手　海老根恵太

かつて日本陸上界の将来を託されたスプリンターが今、競輪界の頂点に立とうとしている。海老根恵太32歳。陸上選手として大学時代まで数々の実績を積み上げた彼。しかし、大学進学後に選んだ道は競輪だった。それ以降スプリンターとしての資質を競輪に活かし、2001年のデビュー以降プロのスポーツ選手として順調に成績を伸ばしていった。そんな海老根が2006年、極度のスランプに襲われ、結果が出ない辛い日々が続いた。そうした中で、彼を救ったのは師匠のある言葉だった。そして全てを乗り越えて今年、ついに悲願のG１タイトルを獲得。年末のグランプリ出場を決めた。
陸上から競輪への転身を決めておよそ10年。エリートスプリンターが苦難の末に手にしたタイトルはどのようなものだったのか。そして、次に目指すゴールとは・・・。競輪界の最高峰・グランプリに挑む彼の素顔に迫った。

【トピックス】
「箱根サイクル駅伝」
11月29日に行われた「箱根サイクル駅伝」。正月の風物詩・箱根大学駅伝と同じコースを小学生たちが襷を繋ぎ自転車で走破しました。このイベントの目的は、勝ち負けを競うのではなく、自転車を安全に楽しく乗ること。参加した子供たちの笑顔が、襷とともに箱根まで繋がりました。

「愛三工業レーシング自転車教室」
自転車をもっと楽しむため、子供たちを対象に公道を走る時のマナーや技術を教える自転車教室（ウィラースクール）が行われた。日本トップクラスのロードチーム・愛三工業レーシングの選手たちも参加したイベントの模様をお送りする。

【Memories】
番組本編中の印象深いシーンを振り返ります。