銀輪の風:世界の、シクロ・リポート:BS-TBS毎週金曜23:30〜24:00放送

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2008 トレントMTB世界選手権 ダウンヒル男子

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イタリア・トレントで行われたMTB世界選手権。6月21日の、ダウンヒルエリート男子決勝は想像を絶する超人・・・猿人バトル。野生で生きる猿やら、鹿のような・・。最強のバイクと選手たちの体が一体となり、世界一の超高速バトルが繰り広げられた。

表彰台に上がったのはこの3人。(右からS.HILL(AUS) G.ATHERTON(GBR)、S.PEAT(GBR) )
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長い間、ホットシート(暫定トップ選手に用意されている席。塗り替えられた時点で入れ替わる)に座り続けていたフランスのF.BARELの記録を塗り替えたのは、96番目(全102人)スタートの、イギリスのS.PEAT。ついにトップが変わり、会場は一気にヒートアップ。そして99番目のスタートは昨年の世界チャンピオン、オーストラリアのサムヒル。会場全体がゴール付近に設置された大画面に注目した。コース途中の計測ポイントでは、なんとトップとー6秒差のタイム。画面上で見てとれる圧倒的なスピード。彼が再び表彰台に上がることを誰しもが疑わなかった。しかし、ゴール手前でまさかの転倒。必死でバイクにのり、ゴールへ・・・。それでも結果は、2位。暫定トップのS.PEATとの差は0.5秒。転倒していなかったら、どれだけのタイムが出ていたのか・・。会場は、異様な空気になり、勝負の行方が分からなくなった。そして、トップの順位に変動のないまま、最終走者のイギリスの新鋭、G.ATHERTONがスタート。結局、彼が2秒縮めてゴール。
会場は超大興奮。
いやいや〜とんでもない戦いでした。詳しくは番組で・・・。

1位 G.ATHERTON(GBR) 3:12.12
2位 S.PEAT(GBR) +2.62
3位 S.HILL(AUS) +3.15

70位 小山 航 (長野)    +45.83
76位 青木卓也(TEAM GIANT))+53.03

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