銀輪の風:世界の、シクロ・リポート:BS-TBS毎週金曜23:30〜24:00放送

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ご無沙汰首痛男

mocky

久し振りでございます。全然書き込んでないからといって、全然ネタがないわけではございませぬ。ロケの数だけ、こぼれております。ドジふんでます。ロケ→編集→ロケ→ロケ→編集を繰り返していると、気がつくと、「ホットなネタじゃないな〜これ」&「あの時はウケルな・・と思ったんだけどな・・」→「ん〜次こそは・・・」という流れになってしまうわけです。ロケで感じたこと、ウケル話、ホットなネタ等、番組で紹介しきれないことを、ここで紹介したいと思いつつ・・・油断すると月日は流れていくものです。さてそんな中、最近は競輪界にどっぷりの僕です。その中でもとりわけ、若い選手たちと触れ合うケースが非常に多いですが・・、無謀にも、その若手選手に張り合って負傷したスタッフが・・・。首回らないんです。僕なんですけど・・・。

プロアスリートなら誰しもが、効率良い練習メニューの組み立て方や肉体改造をお行う上での知識、コンディショニング維持に必要な自己管理能力などが要求されます。トップ選手に至っては、専属・専門のスタッフを雇って、それらを科学的にコントロールし、トップレベルの肉体を作り上げるケースも今では多いです(水泳の北島選手のチーム北島etc)。競輪選手ももちろん一緒です。しかし、経験のない若い選手たちにとって、自分に今何が足りないのか・・、強くなるためには何をしたら良いのか・・・。なかなか自分が置かれている状況がわからない選手が多いのが現状です。数多くの選手が毎年生まれるものの、度重なるレースで、答えが出ぬままレースに挑んでいくのです。もし若いうちから、自分自身を見つめ、足りないもの、弱いものに集中して強化に取りくめたら、それは非常に効率良いレベルアップにつながることです。そこで、若い選手たちにその勉強の場を設けようとして開かれているのが、選手会主催の以前番組でも紹介した「スター選手育成セミナー」です。先週、そのセミナーの今年度第3回目が行われ、第92回生が別府競輪場に集まりました。そこへ、今回も取材に行ってきました。
大分県別府市、寒かったですわ。別府湾から吹きこむ海風、西にそびえる由布岳には白い雪。く〜、さぶっ。しかし、をんな中、集まった選手たちは必死に厳しい練習に耐え、練習後の講義では閉じそうなまぶたを必死にこすりながら、ハードなスケジュールにくらいついてました。
そして、セミナー4日目、ウェイトトレーニング。取材陣がでしゃばりました。僕もウェイトに参加。ここが運のツキでした。何故か選手に対抗して、ベンチプレス100kg挑戦・・。沈没・・。でも惜しいな・・・。90kgならどうだ〜。行けるっ。にやり。なんて、まだまだ俺もいけるな・・って思ってた矢先・・。首に激痛が・・・。ぴき〜〜ん。 それ以後、首も回せず、ロボット人間と化した僕。それでも、取材を続ける僕を見かねたセミナー参加の専属トレーナー中江先生。「30秒で治してやる。」と、仰向けになった僕の上に乗っかり、マウント状態。何やら、腕をなんやかんやされて、そんでもって僕の体から、バキバキっと轟音が聞こえてきたわけです。一気に首回転。グルングルン・・・。とまではさすがにいきませんでしたが、最悪の状況から救っていただくことができました。先生がいなければ、僕は今頃、ロボット人間と化し、路頭に迷い、。先輩から呼ばれても、振り向けず、「なんで無視するんだ、こら」とか言われて・・・。そんでもって・・きゃ〜。
体のことをわかっている、プロフェッショナルからしてみればたやすいこと。
「自分の体は自分が一番わかってる」なんて、勘違い。多くのプロの先生やスタッフによって、一流の選手が作り上げられているんだな・・・と肌で感じることができたわけです。

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