銀輪の風:世界の、シクロ・リポート:BS-TBS毎週金曜23:30〜24:00放送

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世界各国の自転車競技のレースシーン、そこに躍動するアスリートの熱い思いを伝えます

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素敵なテオ・ボス選手

スタッフ

6月7日から一ヵ月以上に渡って行われた「2007国際競輪レース」。
世界のトップアスリース達を迎え、全国各地の競輪場で繰り広げられた熱い戦いに、シクロイマージュのスタッフも全国を飛び回って取材をしてきました。
その締めくくりとなる2レース、「ワールドステージレース」と「ワールドグランプリレース」が、7月20・21日に松戸競輪場で開催された「第3回サマーナイトフェスティバル」内で行われました。招待された9名の外国人選手の中から、見事ワールドグランプリ出場を決めたのは、オランダの「テオ・ボス選手」、フランスの「ミカエル・ブルガン選手」、ウクライナの「アンドレイ・ビノクロフ選手」の3名。全員、世界レベルの大会において、輝かしい成績を残しているトップレーサーです。

サマーナイトフェスティバル当日、松戸競輪場は沢山のお客さんで賑わっていました。フェスティバルと言うだけあって、開会式からキラキラした衣装を着たお姉さんたちがサンバを踊り、開会宣言後には(ドーン!!)と、もの凄い爆音と共に色のついた煙がモクモクと…2日目の表彰式も魅惑のベリーダンスから始り、続いてLOVE9とお笑い芸人長州小力によるパラパラ、最後には某テーマパークにも負けないぐらいの火柱が何本もバンク内に上がるというど派手な演出。その他にも様々な出し物が催されていて、場内は大変な盛り上がりをみせました。
まさにお祭りのような雰囲気に仕事中とはいえウキウキしてしまう僕。束の間でもお祭り気分を味わおうと、空いた時間に出店の焼き鳥を1本購入。周りには新聞を片手にビールを飲むおじちゃん達。「楽しそうだな〜…」羨ましがりつつ直ぐに仕事へ戻ります。

レースの結果はというと、スプリント世界チャンピオン、テオ・ボス選手が貫禄の走りでワールドグランプリを制しました。
さすが、4度目の国際競輪出場となるボス選手。今回は3回のステージ優勝を果たし、ダントツの走りでワールドグランプリ出場を決めるなど終始安定した強さを見せていました。
実は、入社してまだ日も浅い新人の僕。競輪・自転車競技の知識もまだまだ乏しく、勉強中の身なのですが、そんな僕が初めておぼえた海外の自転車選手の名前、それがテオ・ボス選手でした。入社したばかりの頃、ボス選手が世界選手権で優勝している映像を見て、素人ながらその走りの素晴らしさに、ほえーっと感心していたものです。
人気者のボス選手は今回の来日の間中、オランダの国営テレビのクルーに密着取材されていました。なんでも、国際競輪のボス選手で50分番組を作るとのこと。
日本の競輪場のいろんなところを、もの珍しそうに撮影するオランダのTVクルー。オランダのADさんも、僕と同じように三脚を持って走り回っていました。
ボス選手を取材する僕達の姿も何度か撮影され、カメラを向けられる事に慣れていない僕は、ニタニタと気持ちの悪い笑顔を振りまいてしまいましたが、今頃オランダの国営テレビで放送されているかもしれません。

それにしても、初めて生で見るボス選手は、同じ人間とは思えないほど足が長く、恐ろしく爽やかな笑顔をしていました。
僕達の取材も快く受けてくれてる、なんとも感じの良いボス選手。
オランダではスポーツマンオブザイヤーなる賞を獲得しているだけあって、スポーツマンの鏡のような対応です。
今回の取材でボス選手の人気の高さに大きく頷くことが出来ました。
来年にはオリンピックもありますし、これからもテオ・ボス選手から目が離せませんね。

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