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2010年08月19日

ジュニア世界選手権 おこぼれ話 in イタリア 1/2

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日本に帰ってきて早2日。人生初めての時差ぼけに苦しんでいるディレクターのゴリ蔵です。今回の取材先はイタリア。北東部の小さな町、モンティチアリでトラック競技のジュニア世界選手権が開催されるということで8月9日から1週間、情熱の国に行ってまいりました。「ジュニア世界選手権」ということで、文字通り、次世代を担う未来のスター候補が集結するということで、興味深い大会なのですが・・・、やはり「未来の・・」ですから、とにかく情報がない・・・。ということで、UCIから手にした最低限のリザルトと、そして数少ないイタリア語「ボンジョ〜ルノ〜」「グラ〜っチェ〜」「ボ〜ノ〜」「カルボナ〜ラ〜」をアタマに叩き込んで突撃したワケです。

■取材陣が少なっ
世界選手権といえど、ジュニアということでやはり注目度は低いのが実際のところ。取材班は地元メディアがほとんど。海外メディアといえば、弊社スタッフのみではなかったでしょうか・・・。そうしたなか、プレスエリアの状況もなかなかひどい。大会初日に会場に到着したときには、コピー機が壊れたとかで、スタートリストがでない・・。ネットの回線速度は遅く、頻繁に回線が遮断。しまいには「ルーターが壊れた」と・・・。さらに、何故かプレスエリアにハエがたかる。パソコンに止まり、カメラにとまり、徐々にイライラが募ったところで頭上に着陸。このやろ〜〜〜〜てめ〜。と叫ぶなかで仕事へのモチベーションに変えたわけです。

■カワイコちゃん発見
それでも世界選手権です。ジュニアといえどエリートに匹敵する激しいレースが連日行われる中、戦いを演じる選手たちは17歳から19歳の若者たち。けしていやらしい意味ではなく、可愛らしい子たちがいっぱいです。今回僕が掲げたテーマは「未来の〇〇さん発見」。ということで単にスター選手発見ということだけではありません。「未来の美人アスリート発見」ということでも当てはまるわけです・・・・。にやり。中でも、ロシアのスプリンター、グニデンコちゃん(写真中央)、そしてイギリスのトロットちゃんは群を抜いてました・・(注:個人的な好み)。今回、カメラマンとしても働いていた僕。そんな彼女たちの姿を、大会期間中ずっとファインダーから覗きつづけてきたワケです。(注:けしてエロカメラマンではありません。)それでも単にかわいい女性を撮影するだけなら、こんな遠い田舎町まで来る必要はないわけです。何が素晴らしいか・・・って、彼女たちの中に秘められたアスリートとしての姿です。女子オムニアムを制したトロットちゃんは、2km個人追い抜きのレース後、すかさずゴミ箱まで担ぎこまれて嘔吐を繰り返してました。そんな彼女の姿がどこか美しかった。そこまで追い込める彼女たちの精神力の強さ。そして、一見どこにでもいそうな華奢で可愛らしい女の子の奥底に隠されたアスリートしての姿を見れたのです。
容姿はもちろんですが、世界一になるために、極限まで追い込む姿。それこそがアスリートの一番美しい姿かも・・・と改めて感じた瞬間でした。

次回に続く。

ゴリ蔵

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