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2009年07月09日

自転車泥棒

雨時々晴天とぼつかない天候の日々が続いてますがツーキニストの皆さんは自転車を駐輪場に置いて帰ることも多いのではないでしょうか? ”気をつけてください! 近頃スポーツタイプの自転車泥棒増えてます” そう云えるのも、最近我が社では社員の買って間もない愛車が2台もパクられたからです。犯行場所は事務所脇の駐輪場、車種は“GIOS”と“LOUIS GARNEAU” ママチャリもたくさん置いてある駐輪場だったので移動手段として盗んだのではなく売り飛ばす目的で盗まれたのではと憶測できます。そこが自分としては腹立つポイントですね。

ヴィットリオ・デ・シーカ監督の『自転車泥棒』という第二次世界大戦後のイタリアを舞台にした映画がありますが、大雑把にいうと主人公が自転車を盗まれて探しまわりその後自転車を盗んでしまうというあらすじで、この作品に置ける自転車盗犯は貧困時代のメタファーであり主人公は断腸の思いで自転車を盗みます。作品は家族愛が相まって叙情的な物語を紡ぎだしていますが..... 現在の自転車泥棒の中には組織で活動しているところもあるとかないとかで闇の商売ルートが出来上がってる模様です、盗む側の真理はどうなちゃってるんでしょうか? 確かにスポーツタイプの自転車は泥棒するにはもってこいな一品だと思います。分解して売れる、深夜野外に置いてある、防犯登録をはがしてしまえば恐いものはありませんし、鍵を外すのも工具があれば何とかなりそうです。つまり格好の餌食だと云うことでしょう。盗まれた現実は変わらなくても自分だったらせめて葛藤して欲しいものですが。そこが希有ととれる犯罪も世の中には見受けられますがどうなんですかね、真実は。
想像できるのは盗まれた側の真理。欲しい自転車を探すことは相当の労力がいりますよね。まず頭に浮かんだメーカーをネットで検索し、もっといいものがあるのではないかとメーカーをあさり、なんだか写真じゃリアリティーが湧かないなと自転車店を検索し、休日は自転車店に足を運び、そうこうしているうちに自転車雑誌でしっくりくるバイクを見つけ、これにしよっかなーと思ったけど、気づけば通勤のベストシーズンは過ぎ去って暑い夏が来てしまっていた。そんな具合にこの広い世界で究極の1台を探すのは荒野を彷徨うようなもので途方もない旅立ちです。その旅を終え手に入れた自転車はホントに可愛いもんですよね。今回盗まれた2台も愛の詰まった自転車たちです(推測)
 というわけで “足”であり“オブジェ”でもある自転車を守るために何処かに一泊留守番させるときは鍵を2個つけることをお進めします。1個と2個じゃ大分違うみたいです。そして勇敢な人はおとり捜査を実施してみてはいかがでしょうか?東京都千駄ヶ谷にある我社の駐輪場でも決行しようと思ってます。そういった自転車乗り側の見張っているオーラがガシガシ出ていれば(例えば区のHPに自転車の盗まれた場所と時間を書き込めるページを作るとか...)少しは変わるのかなと思います。そこでみなさんもし被害にあったらその情報を自転車乗りが訪れるサイトに公開しましょう。犯行パターンが見えてくれば闇組織を追いやれるかもしれません。自転車ドロ撲滅!
By staff CS
 

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