銀輪の風:世界の、シクロ・リポート:BS-TBS毎週金曜23:30〜24:00放送

自転車番組の最新情報をRSSで配信しています

世界各国の自転車競技のレースシーン、そこに躍動するアスリートの熱い思いを伝えます

スタッフブログ

1年目ADの裏話 全日本MTB編 (8月9日放送分裏話)

shun

はじめまして。新人ADの坂口です。

先日、全日本MTB選手権の取材で、日本マウンテンバイク界の聖地、長野県の富士見パノラマリゾートに行ってきました。3日間に分けて、ダウンヒル、フォークロス、クロスカントリーの種目が行われ、全日本チャンピオンの座を巡って熱戦が繰り広げられました。

初日はダウンヒル。スキー場のゲレンデ近くに設置された全長2.5km、高低差440mのコースを、ダウンヒル用のマウンテンバイクで一気に駆け抜けます。
今回は、決勝のスタートを撮影するため、一人でゲレンデ中腹にあるスタート地点に向かうことになりました。女子の決勝が13時50分から順次スタートするので、13時前にゴンドラに乗り込み、窓越しにコースを確認。すると山頂駅までまだ半分ほどのところで、スタート地点らしきテントを発見しました。ここまで徒歩で向かわなければなりません。競技開始まで既に1時間を切っています。尚も登り続けるゴンドラ内で一人、焦り出しました。

やっとゴンドラは山頂駅へ。スタート地点を目指して急勾配のゲレンデを駆け下ります。とても直進はできないので、蛇行しながら進むこと20分。ぎりぎりスタート地点に到着。選手はすでにウォーミングアップ中でした。いよいよ決勝のスタート。なんとか(?)スタートの様子を押さえることができました。

さて、ここから、表彰式が行われる麓まで戻らなければなりません。山頂のゴンドラ乗り場を目指して登り始めたところ、大会関係者の方々は一斉にゲレンデを下り始めました。こちらの方が早いんでしょうか…?後を追って下ることに。皆さん山歩きになれていらっしゃるのか、華麗に弧を描きながらゲレンデを下る一方、不慣れな私は足がガクガク。みるみる差が開き、気がつけば一人ぼっちに。30〜40分かけて麓に着いたときは、まっすぐ歩けず、数日間太股の痛みに悩まされました。一流選手の活躍を追い掛けていくには、まだまだトレーニングが必要なようです。

MTBblog.jpg

この記事のトラックバックURL:
http://www.ginrin.tv/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/405

コメント投稿フォーム

STAFF BLOG

ブログトップに戻る