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新人ADのビックリ体験 (12月7日放送分裏話)

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新人ADの森田です。入社後すぐのロケで、トピックスコーナーの「熊本国際ロード」に行ってきました。
機材などの入ったリュックと三脚を持ってカメラマンとコースに出、途中ベテランカメラマンさんから『ロードレース講座』を聞いていると、初の生レースへの期待は自然と高まります。
撮影は選手が走るコースを逆走するカタチで移動し、周回してくる選手を待ち伏せして行いました。選手達のスピードにも驚きましたがそれよりも、レースカーが一緒に選手たちとコースを周回しているのですが、その車の後ろにぴったり、車間は30cmくらいしかあけてないほどぴったりくっついて走っている選手を目の当たりにしたときは、カルチャーショックを受けました。ルール上はNGで、一時的に遅れた選手を集団に戻すためのものだったと聞きましたが、車が少しでも速度を落としてしまったら確実に衝突してしまいますし、選手のほうも少しでも運転を誤ってしまったら…と考えると、彼らのプロの技術には圧倒されずにはいられませんでした。
選手達のレースのかけひきを、別のコーナーにいるスタッフからトランシーバーで実況してもらうのですが、山の中で電波が届かず、レース展開のプロセスを知らずに目の当たりすることもあり、なかなかめまぐるしい展開でした。次に現場に行く時までにはロードレース中級講座に進めるぐらいに勉強していきたいと思います。

本編の室内自転車競技は、編集から参加させていただきましたが、これも大きなショックを受けました。
自転車競技の中でも一風変わった室内自転車競技は、ロードレースのようなスピード感とは別に、繊細さを感じることのできる競技です。選手の体は静止しているのに自転車は動き続けるという、静と動の奏でる美しさがこの競技の魅力だと感じました。が、一方で外国人選手の名字と名前の表記の確認に苦労した競技でもありました。
12月12、13日には滋賀県草津市で全日本選手権が行われます。楽しみです。

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