銀輪の風：世界の、シクロ・リポート：BS-TBS毎週月曜23:30〜24:00放送

北京への道　2007-2008 トラック･ワールドカップ 第２戦

トラックＷ杯シリーズの第２戦･北京。北京五輪のまさにその舞台で開催されたこの大会は、今シリーズ中最も注目を集める大会でもあった。各国各選手、探り合いの中繰り広げらる壮絶なバトル、半年後この舞台に再び戻るためのポイントを挙げることが出来るのか。
北京ワールドカップでの、世界のトップレーサー達と、日本選手団の闘いぶりを紹介する。

【シクロ・リポート】
「富里福葉苑 自転車競技で自立支援」
千葉県富里市にある知的障害者授産施設「富里福葉苑」。自転車競技部の苑生たちは大会に出場するなどの活動をして、今では千葉競輪場でピストレーサーでの模擬レースも行なうほどに上達。自転車を楽しむ苑生と、自転車を通して自立の道を応援する競輪選手会千葉支部との交流を紹介します。

【SCENE　1/500 sec.】
フォト･ジャーナリスト 砂田弓弦が捉えた、1/500秒の感動と興奮。

■2004 Gent - Wevelgem
ベルギーの有名なクラシックレース、ヘント〜ウェヴェルヘム。４月に行われる一連のレース「北のクラシック」を構成する有名大会で、スプリンターにチャンスがある。この大会では、クイックステップチームの見事なチームワークで、若きトム･ボーネンが初優勝を果たした。

※番組写真と併せてお楽しみください。
１．強烈な横風に対し、プロトンの体形が扇状に変わっていく。ベルギーのレースの厳しさを物語っている。
２．落車してしまったニコラ・ジャラベール。
３．雨で濡れた石畳の下り「ケンメル」で、ペダルから足を外して慎重に走る。これまで幾度かここで落車事故が発生している。
４．一度止まってしまうと自転車で走り出すことができないため、走って越えなくてはいけないケンメルの壁。
５．集団の前に出てレースを逃げている選手との差を詰めるクイックステップの選手たち。
６．初優勝を果たしたボーネン。ベルギー選手にとって、このレースで勝つ意味は非常に大きい。
７．チームメイトの勝利を後ろで喜ぶムセーウとクナフェン。
８．優勝したボーネン、２位はバクステット、３位のキルシプー。