銀輪の風:世界の、シクロ・リポート:BS-TBS毎週月曜23:30〜24:00放送
世界各国の自転車競技のレースシーン、そこに躍動するアスリートの熱い思いを伝えます
11月放送
つくり続けて1600台 〜堀田健一と障害者用自転車〜
2007/11/09(月)23:30〜24:00放送
堀田健一さんが障害者用自転車をつくり始めたのは28年前。息子のためにつくった踏み込み式三輪自転車を見た近所の脚の不自由なおばあさんが、同じものをつくって欲しいと頼んだ事がきっかけだった。元々モノづくりが好きだった堀田さんは、以来、障害者を相手に一人一人その人の障害に合った自転車をつくり続ける。しかし、その道は決して順調なものではなかった。酷い時は、息子の給食代も払えないほど厳しい状態に陥ったこともあった。それでも、今まで堀田さんが自転車をつくり続けてこられたのは、堀田さんの自転車を必要とするお客さんの存在と、自転車に乗った彼・彼女らの底なしの笑顔があったからだ。
【シクロ・リポート】
「イタリア自転車紀行 Part1 マドンナ・デル・キザッロ自転車競技博物館」
ミラノの北方、コモ湖を見下ろす峠にある教会、マドンナ・デル・キザッロはサイクリストの聖地として知られるところ。それと同じ敷地内に2006年にオープンした自転車競技博物館は、イタリアの誇りともいえる自転車競技の100年を越えるドラマティックな歴史を教えてくれる場所です。
【SCENE 1/500 sec.】
フォト・ジャーナリスト 砂田弓弦が捉えた、1/500秒の感動と興奮。
■2001 Giro d'Italia
※番組写真と併せてお楽しみください。
1.日本人としては3人目の出場者となった野寺秀徳。
2.区間優勝を目指してモンテ・ヴェルジネを登るクアピオペレス。しかし、まさかのチェーン切断で勝機を逸する。
3.第6ステージで発生した集団落車。
4.自転車好きのロマーノ・プローディ氏(現イタリア首相)がクルマに乗って見に来たステージはカウッキオーリが制した。
5.スロベニアでのステージはザネッテが制覇。だがザネッテは2002年1月、歯の治療中に心臓麻痺で急死する。
6.薬物捜査のために警察が介入したことで選手がボイコット。レースは史上初の中止寸前となったが、最悪の事態は回避された。
7.ボンジュールチームの機材が盗難に遭ったため、選手たちは自転車を借りてレースを続行したが、多くはリタイアに追い込まれた。
8.総合2位につけていたフリーゴが禁止薬物所持を認めたためチームから解雇されるという事態が発生。シモーニはマリア・ローザの名誉のために最後の難関ステージを独走で勝ち取った。
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コメント
今日NHKのテレビで障害者のためのオーダー自転車を作っているところを観ました。
私67歳女性です。自動車を乗るのやめて自転車ばかりで田園の街に生活しています。
まさかの自転車での転倒をしました。考えてみるとあちこちの友が自転車転倒は当たり前のことです。自転車やさんに相談すると太いタイヤだと安定するが、電動付はないといわれました。私は週に一回は20分の距離の駅まで電動を使っています。福祉健康センターまでは15分ぐらいで出かけたりします。ハンドルの幅広のが使いやすく3段切り替えの自転車には付け替えてもらっています。
年寄りが安全に使える電動の自転車を作っていただけないでしょうか?よろしくお願いします。
山井 浩子 さん(2008年02月15日 12:36)